中国の影響力が拡大、インドと北朝鮮が発展の手本に―海外メディア

Record China    2012年8月25日(土) 11時6分

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23日、中国の著しい発展を目の当たりにして、インドと北朝鮮が中国を手本にしたいと考えているという。写真はインドのデリー。

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2012年8月23日、環球時報(電子版)によると、中国の著しい発展を目の当たりにして、インドと北朝鮮が中国を手本にしたいと考えていると海外メディアが伝えた。

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ドイツ紙ディ・ヴェルトは「旧世界の影響力が衰退している」と題した記事を掲載し、インドが民主主義実現の道を進んで行く上で、欧州を師とするのではなく、中国により注目していると指摘した。

インドは自身のルールで民主主義を実現することによってさらに発展できると信じている。しかし同紙は、土地の分配がより公平で、非識字者が少なく、社会医療サービスが整い、貧困政策が効果を上げている中国の方式と比較されることがインドで増加しており、インド人自身もこれを認めるべきであると主張する。インドの直面している問題は民主主義という条件の下で中国に相当する進歩をいかに実現するかだ。インドと中国の学者は「欧州の金融危機は共産主義に続いて西側諸国の福祉国家制度が行き詰まった結果」との意見で一致している。

一方、スイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングは北朝鮮について、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父で同国の最高権力者層の1人、張成沢(チャン・ソンテク)氏が訪中した際、中国と新工業パーク開発の協定書に調印したが、これは北朝鮮が市場経済の道を歩み始めることになるのかについて分析した。

同紙は、北朝鮮に新たな動きはあるものの、依然として行動が伴っていないと指摘した。中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は張成沢氏に対し、中国の80年代初期の改革をモデルとして、より多くの市場メカニズムを運用するとともに、市場参入を開放し、法律・法規や税関条項なども改善すべきであると促したという。

さらに同紙は、平壌に住む欧州のある外交官の話として、「金正日(キム・ジョンイル)総書記は晩年、中国を続けて訪問し、各種経済プロジェクトを視察していたが、従来の政策の放棄に依然として同意しなかった。しかし、金正恩氏は最近、中国の経験に対し、これまでにないようなはっきりとした敬意を表している」と紹介した。(翻訳・編集/HA)

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