中国ネット通販大手CEO、米国で性的暴行容疑で一時拘束=過去にも性的暴行に絡む醜聞―米華字メディア

Record China    2018年9月3日(月) 15時0分

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3日、米華字メディアの多維新聞は、中国ネット通販2位の京東集団の創業者でCEOの劉強東氏が、米ミネソタ州で女性に性的暴行を加えたとして逮捕されたことに関連し、「劉氏は過去にも性的暴行スキャンダルの深みにはまったことがある」と報じている。写真は劉氏。

2018年9月3日、米華字メディアの多維新聞は、中国ネット通販2位の京東集団(JDドットコム)の創業者で最高経営責任者(CEO)の劉強東(リウ・チアンドン)氏が、出張先の米ミネソタ州で女性に性的暴行を加えたとして逮捕されたことに関連し、「劉氏は過去にも性的暴行スキャンダルの深みにはまったことがある」と報じている。

多維新聞によると、京東集団は、劉氏が米中西部ミネソタ州ミネアポリスで女子大学生に性的暴行を加えたとして地元警察に逮捕されたとする情報がネット上で拡散したことを受け、「劉氏は、出張先の米国で、根拠のない告発内容で一時拘束された。すぐに釈放され、既に通常業務を再開している」とする声明を発表した。

ネット上に拡散した画像によると、ミネソタ州の警察当局に記録された名前はLiu,QiangDong、性別は男、生年月日は1973年3月10日だった。中国メディア財経網によると、「京東的秘密:劉強東と彼の京東商城」という書籍に、劉氏の生年月日が1973年3月10日と記されているという。

多維新聞によると、劉氏は過去にも性的暴行スキャンダルの深みにはまったことがあるという。米紙ニューヨーク・タイムズの7月25日付の記事によると、2015年12月にオーストリアのシドニーにある劉氏の別邸で開かれたパーティーで、女性モデルに対する性的暴行事件があった。女性モデルはパーティーで、複数の男(劉氏は含まれない)に飲酒を強要され、不動産デベロッパーのシュー・ロンウェイにホテルの部屋で性的暴行を受けた。裁判所は、シュー被告に7件の容疑で有罪判決を言い渡した。劉氏は同件では告発を受けていないが、「自身の婚姻関係と会社に影響が出る」として名前を公表しないよう求め、裁判所によって拒否されていたことが明らかにされた。

多維新聞は「この事件は、劉強東氏本人だけでなく、彼と同等の名前の中国企業にとって潜在的な危険性に満ちている。中国ビジネス界のリーダーたちの他人には知られたくない豪華な生活スタイルをうかがい知ることができる」などと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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