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香港・台湾のビーチに捨てられたペットボトルごみの3分の2が中国製品であることが分かった。資料写真。
2018年9月3日、米華字メディア・多維新聞によると、香港と台湾の環境保護団体が中国本土の飲料メーカーにプラスチックごみの削減のための対策を講じるよう呼び掛けた。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、呼び掛けを行ったのは香港を拠点に活動する「緑惜地球(ザ・グリーン・アース)」。香港のNGO(非政府組織)8団体、台湾のNGO3団体と合同で香港と台湾の海岸や砂浜の清掃を行ったところ、ペットボトルごみの約66%に簡体中国語のラベルがついており、中国本土から漂着したものみられたという。
台湾の澎湖諸島でも中国本土から漂着したとみられる大量のペットボトルが見つかっており、ペットボトルなどの「海のプラスチックごみ」を削減する責任がメーカーにはあると、ザ・グリーン・アースの責任者は話している。
なお、プラスチックは熱や日光で細かく砕けてしまうが、小さくはなっても分解はされず「マイクロプラスチック」として海中に漂い続けることから、環境や健康に与える影響が懸念されている。(翻訳・編集/岡田)
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