Record China 2018年9月5日(水) 18時20分
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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5日、金正恩国務委員長が3日に死去した朱奎昌元機械工業相の遺体と4日に対面して深い哀悼の意を表したと報じた(写真)。金委員長の動向報道は8月21日を最後に途絶えていた。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、3日に死去した朱奎昌(チュ・ギュチャン)元機械工業部部長(機械工業相)の遺体と4日に対面して深い哀悼の意を表したと報じた。金委員長の動向に関連する報道は、8月21日以来15日ぶりだった。北朝鮮メディアによる最高指導者の動向報道としては異例の空白が続いていた。理由は不明。
北朝鮮の報道において、最高指導者の動向は最も重要なテーマのひとつだ。朝鮮中央通信の公式サイトでは「挑戦の最高指導者 金正恩元帥の革命活動」と題する特設ページを設けている。
8月中旬からの掲載記事を見ると「ロシア大統領に祝電」(15日)、「ラオス国家主席に祝電」(同)、「元山葛麻海岸観光地区建設場を現地指導」(17日)、「平安南道陽徳軍内の温泉地区を現地指導」(同)、「故金永春氏の霊前に花輪」(同)、「咸鏡北道鏡城郡温堡温室農場の建設準備を現地指導」(同)、「三池淵郡内の建設場を現地指導」(19日)、「妙高山医療器具工場を現地指導」(21日)、「故金永春氏の葬儀」(同)などと続いたが、8月22日以降は9月5日の報道まで「空白」が続いた。理由は不明。
なお、8月21日付の報道で、金永春氏(人民武力部顧問)の葬儀参列は前日の20日だが、妙高山医療器具工場を訪れた日付は伝えられていない。北朝鮮メディアの最高指導者報道では、日付が伝えられないことも珍しくない。(翻訳・編集/如月隼人)
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