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4日、網易は「日本はどうして『新型コロナウイルスが中国から拡散した』と言うのか」とする文章を掲載した。写真は沖縄の米空軍基地。
2020年6月4日、網易は「日本はどうして『新型コロナウイルスが中国から拡散した』と言うのか」とする文章を掲載した。
文章は、5月末に米軍のB-1戦略爆撃機と航空自衛隊のF-15、F-2戦闘機が日本海や沖縄周辺の空域で合同訓練を行ったと紹介。この件について日本のメディアが包み隠すことなく「中国へのけん制」と報じていることを伝えた。そして「日本は米中間の対立を引き起こし、激化させることで『周辺地域の脅威に対処する』という名目を獲得し、軍備を拡大して『正常な国』へとまい進しようとしている」と論じた。
その上で、安倍晋三首相が2014年の年頭所感にて「強い日本を取り戻す」と述べたことに言及。「日本を弱体化させた一因は米国にもあると認識している日本政府は、米中両国を対立させ互いに摩耗させた上で米国によるコントロールを抜け出そうとしている」と主張。先日、安倍首相が「ウイルスは中国から世界に広がった」と発言したことも、米中間の対立をあおった上で「漁夫の利」を得る狙いによるものだ、との見方を示している。
一方で、ロシアメディアの報道として、同国太平洋艦隊の幹部が「わが潜水艦が日本海で仮想敵の潜水艦を撃沈した」と発表したこと、そしてプーチン大統領が2日に「盟友が核の脅威にさらされた際、ロシアは見て見ぬふりをせず、核の力を動員して報復する」ことを提起した「核威嚇政策」に署名したことを紹介。これらの動きについて「中国にとっても、一定の助けとなる。何と言っても、中国の核ミサイル保有数はわずか270発余りで、米国の4%ほどにすぎないのだから」とした。(翻訳・編集/川尻)
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