マニラ・バスジャック事件から2周年=謝罪要求にフィリピン領事が反論―中国メディア

Record China    2012年8月28日(火) 13時8分

拡大

27日、2年前に発生した香港人質殺害事件でフィリピンが謝罪を拒否したという。写真は10年8月、8万人が参加した香港での追悼集会。

(1 / 8 枚)

2012年8月27日、中国新聞網は記事「香港人質殺害事件でフィリピンが謝罪を拒否、香港人は『許し』を知らないと発言」を掲載した。

その他の写真

10年8月23日、フィリピン・マニラで、香港人ツアー客を乗せたバスが元警官に乗っ取られる事件が起きた。フィリピン警察は強行突入したが、制圧に手間取り人質8人が死亡する惨事となった。事件後、香港では8万人が参加する抗議デモが実施されるなど、国際問題へと発展した。

警察の不手際と並んで香港市民の怒りを買っているのがフィリピン政府の謝罪拒否だ。1周年となった昨年8月にはアキノ大統領が「異常な犯人」の問題であり、フィリピンという国が危害を与えたわけではないとコメントしている。

26日、星島日報の取材を受けた駐香港フィリピン領事のVal Simon Roque氏は、遺族は誰に謝罪を求めているのかはっきりしないと話し、「フィリピン人なら殴られても2、3日で忘れます」と発言、香港市民が事件に固執していると指摘した。

この発言に遺族、生存者は怒りを示し、フィリピン政府は無責任、政府と担当した官僚の謝罪が必要だと主張した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携