日本人による「慰安婦像に蹴り」問題、台湾・蔡総統の反応は…―米華字メディア

Record China    2018年9月11日(火) 20時40分

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11日、台湾の国民党台南市党部横に設置された慰安婦像に日本人が蹴りを入れたとされる問題が物議を醸す中、米華字メディア・多維新聞は蔡英文総統がこれまで反応を示していないことを報じた。写真は台南の慰安婦像。

2018年9月11日、台湾の国民党台南市党部横に設置された慰安婦像に日本人が蹴りを入れたとされる問題が物議を醸す中、米華字メディア・多維新聞は蔡英文(ツァイ・インウェン)総統がこれまで反応を示していないことを報じた。

記事は「『慰安婦の真実国民運動』幹事の藤井実彦氏の像を蹴るような動作に市民は抗議の声を上げたが、蔡総統はいまだ反応を見せていない」と指摘し、蔡総統のフェイスブックツイッターが9日から更新されていないことを説明。その上で「だが、10日深夜にこれまであまり利用してこなかったインスタグラムを更新。自身のオフィスの写真を投稿した」などと伝えた。

記事はまた、11日の国民党と台湾外交部の動きについても紹介しており、この日午前に開かれた国民党の記者会見に出席者らが黒色の服で臨んだことや、台湾外交部が「台湾人であれ外国人であれ、挑発的暴力、礼儀に反する行為を糾弾する。各方面が理性的な方法で対話をすることを呼び掛ける。いかなる暴力、挑発行為も慰安婦問題の解決につながらない」と指摘したことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

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