日本と北朝鮮の4年ぶり公式協議、拉致問題解決など実質的成果は難しい―中国専門家

Record China    2012年8月30日(木) 10時34分

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29日、日本政府と北朝鮮政府は公式協議を開催した。4年ぶりの協議に期待が高まっているが、中国国際問題研究所の楊希雨研究員は否定的な見方を示している。写真は北朝鮮の大同江。

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2012年8月29日、日本政府と北朝鮮政府は4年ぶりとなる公式協議を開催した。中国広播網が伝えた。

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協議は29日に日本大使館、30日に北朝鮮大使館で開催される。中国国際問題研究所の楊希雨(ヤン・シーユー)研究員によると、日本側は拉致問題を主要な議題とする方針。北朝鮮は対日外交をてことして対米関係の改善を求めるのが狙いだという。

4年ぶりの公式協議開催に期待が高まるが、楊研究員は実質的な進展は難しいとの見通しを示した。2002年、故・金正日総書記は拉致を認め譲歩したが、日本側は拉致問題に固執し他の被害者の追求を続け交渉はこう着状態に陥った。北朝鮮は日本を突破口に経済制裁の打破を期待しているが、両国とも今回の協議で実質的な成果を上げることは難しいと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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