2018年9月27日、韓国・アジア経済によると、世界146カ国を対象にした「暮らしやすい国ランキング」で、韓国は18位だった。

デロイトアンジン会計法人は同日、米非営利団体「社会発展調査機構（Social Progress Imperative）」が発表した今年の社会発展指数（SPI）調査で、韓国が100点満点中87．13点を獲得し、昨年（26位）より8ランクアップの18位を記録したと発表した。デロイトアンジン公共部門リーダーのチョ・ヨンホ氏は「韓国は社会発展指数で目を見張るほど向上している」としつつも「空気の質を向上させ、男女差別的な社会の雰囲気を改善させる努力が必要だ」と述べたという。

社会発展調査機構は、人間の基本的欲求、ウェルビーイング、個人の自由と選択などを基準に「生活の質」を指数化し、各国の順位を毎年発表している。今年のランキング1位は、90．26点を獲得したノルウェー。2位以下にはアイスランド、スイス、デンマーク、フィンランド、日本、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、ニュージーランドが続いた。

これに、韓国のネットユーザーからは「留学経験のある人なら分かる。韓国は他の国に比べて安全で暮らしやすい」「韓国人の情の深さは世界一。やっぱり韓国はいい国だ」「韓国は医療の質が高い。医療サービスと技術の面では暮らしやすいと言える」など結果に納得する声が上がっている。

一方で「韓国は“お金があれば”暮らしやすい国でしょ？」「どこが？国民の多くが将来への不安で夜も眠れないのに」「地震の多い日本がなぜ6位？」「日本の順位が高過ぎる。規則ばかりで自由のない国なのに」など疑問を呈する声も上がっている。（翻訳・編集/堂本）