領土問題「中国の台頭で日本は守勢に」―米紙

Record China    2012年8月31日(金) 19時4分

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30日、米紙は領土問題をめぐる中国の影響力拡大で日本は守勢に回りつつあると指摘した。写真は中国人民解放軍。

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2012年8月30日、ウォール・ストリート・ジャーナルはアジアのパワーバランスに変化が生じているとし、領土問題をめぐる中国の影響力拡大で日本は守勢に回りつつあると指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。

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日本と中国、韓国、ロシアの領土問題が、この夏過熱している。日本の五百旗頭真・前防衛大学校長は、中国の台頭が(周辺地域の)パワーバランスを変え、日本は防御に回ると予測。中国の海軍軍事力強化により、日中間争いは近年ますます激化している。経済的な結び付きは強くなり、日本の流行文化を好む中国の若者も多いが、戦時中の日本の中国侵略がいまだに尾を引いている。

一部の専門家は、半世紀にわたる日米軍事同盟が、日本と周辺国との対立をあおっていると認識。日米両政府はさまざまな面での防衛協力強化を進めてきたが、日本では米軍基地に対する市民の批判が拡大。2国間協力を複雑化させている。

アーミテージ元米国務副長官らは今月発表した報告書で、同盟国である日本と韓国に対し、歴史問題に火を付けず、民族主義を内政問題に利用しないよう呼びかけた。報告書はまた、日米韓3カ国の同盟強化が、周辺地域の安定と繁栄に寄与するとしている。(翻訳・編集/AA)

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