Record China 2018年9月10日(月) 8時50分
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8日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、全世界の13~15歳の生徒の半数が、学校内や校外でのいじめや暴力を経験していることがユニセフ(国連児童基金)の調査報告書から明らかになったと報じた。資料写真。
2018年9月8日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、全世界の13~15歳の生徒の半数が、学校内や校外でのいじめや暴力を経験していることがユニセフ(国連児童基金)の調査報告書から明らかになったと報じた。以下はその概要。
暴力やいじめは経済的条件にかかわらず起きている。生徒の3分の1は、過去1カ月以内に学校で同級生からいじめられたと回答し、同様に3分の1が、過去1年間に暴力事案に巻き込まれたと回答した。
ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長は「教育は平和な社会を築く重要な鍵であるにもかかわらず、多くの子どもにとって学校は安全な場所になっていない」と指摘する。子どもたちはいじめやセクハラ、さらには武器を用いた暴力などの危険にさらされている。
フォア事務局長は、こうした状況について「短期的には子どもの学習に悪影響をもたらし、長期的にはうつや精神不安、自殺などを引き起こす可能性がある」とし、世界各地の学校に予防や対策を講じるよう呼び掛けている。
学校内や校外でのいじめや暴力は、先進国でも同様に起きている。ドイツも例外ではなく、12~19歳の子どもや若者の3分の1が、同級生からインターネットあるいは携帯端末を通じたいじめや暴力を受けた経験があると回答している。(翻訳・編集/岡田)
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