トランプ大統領、韓国へのTHAAD配備に激怒していた?「こんなひどい場所に」―米メディア

Record China    2018年9月10日(月) 12時0分

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6日、米メディア・ニューズウィークは、米軍が韓国に配備した高高度防衛ミサイルについて、トランプ米大統領が以前に「こんなひどい場所からは撤去しろ」と発言していたと伝えた。写真は韓国の反THAADデモ活動。

2018年9月6日、米メディア・ニューズウィークは、米軍が韓国に配備した高高度防衛ミサイル(THAAD)について、トランプ米大統領が以前に「こんなひどい場所からは撤去しろ」と発言していたと伝えた。

記事は、「かつてウォーターゲート事件で当時のニクソン大統領を辞任に追いやった米国の記者ボブ・ウッドワード氏が近ごろ出版した書籍で、トランプ大統領のTHAADに対する考え方が暴露された」と紹介している。

同記者によると、昨年春にホワイトハウスで行われた会議で、トランプ大統領が当時のマクマスター大統領補佐官に対してTHAADの費用に質問。マクマスター氏が「THAAD取引は米国にとって十分にメリットがある。費用は米国が出したが、韓国はTHAAD基地を米国に99年無償で貸し出すことに同意している」と語り、トランプ大統領に基地の地図を手渡したという。

すると、地図を見たトランプ大統領は「なんだこのクソみたいな場所は。こんなひどい取引を成立させたのはどこの天才だ?韓国が10年以内に100億ドル(約1兆1100億円)を支払わないなら、THAADは撤去してオレゴン州ポートランドに移設せよ」と強い不満を示したという。(翻訳・編集/川尻

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