Record China 2012年9月1日(土) 13時20分
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8月30日、環球網は記事「ネットユーザー2万人が独中関係を議論、ドイツは日米よりも頼りになると専門家」を掲載した。写真は今年2月、メルケル首相を迎え天安門に掲揚されたドイツ国旗。
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2012年8月30日、環球網は記事「ネットユーザー2万人が独中関係を議論、ドイツは日米よりも頼りになると専門家」を掲載した。29日に環球網が在中国ドイツ大使館と共同で実施したネット調査「ドイツは頼りになる協力パートナーか?」の結果を分析している。
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30日、ドイツのメルケル首相は中国を訪問した。多くの閣僚を引き連れての大訪問団は注目を集めている。中国工商銀行リース部門によるエアバスA320、50機のリース契約など、多くの分野での協議、契約がまとまり、独中の経済協力関係がアピールされている。
一方で中国ネットユーザーはドイツに対して複雑なイメージを抱いているようだ。ドイツの印象については「工業に優れた機械王国」というイメージが37.7%で1位。2位が「二次大戦の罪を反省している」で26.4%となった。不満点としては、チベット族やウイグル族の「民族分裂勢力に活動の場を与えている」が37.4%でトップ。2位の「対中武器禁輸に反対」が22.2%。3位が「人権問題を口実に中国の反体制分子を支援」が21.3%。
独中関係についても、「きわめて友好的」「きわめて悪い」という両極端の意見は5%未満にとどまり、40%が「やや良い」、35.5%が「普通」、13.9%が「やや悪い」と回答するなど、中間の態度を回答した人が多い。
「ドイツは頼りになる協力パートナーか」との設問では、「はい」という回答は28.1%。「いいえ」が34.5%で上回った。「友好ではなく、利益に基づく関係」との意見が多いようだ。
中国欧州連合(EU)問題研究会の丁純(ディン・チュン)副会長は国家間の関係は利益に基づくものとの考えは正しいと指摘したうえで、それでも「日米独のどこが頼りになるか」との設問ならば、ドイツがトップになるだろうとコメントした。(翻訳・編集/KT)
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