Record China 2018年9月11日(火) 21時40分
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中国紙・成都商報は11日、韓国の著名なサッカー記者であるイ・ソンモ氏へのインタビュー記事を掲載した。資料写真。
2002年のワールドカップ(W杯)で韓国代表をベスト4に導いたオランダ人監督、フース・ヒディンク氏が五輪世代となるU21(21歳以下)中国代表を率いることが決まったことを受け、中国紙・成都商報は11日、韓国の著名なサッカー記者であるイ・ソンモ氏へのインタビュー記事を掲載した。以下はその概要。
成都商報:ヒディンクはもう72歳。この年齢で五輪世代を率い、しかも近く(A代表監督)には世界的な名将であるリッピがいて比較されます。ヒディンクの選択は正しかったと思いますか。
イ氏:彼は非常にリスペクトを集める監督です。世界的に見ても非常に優秀です。リッピとの共存に問題があるとは思いません。
成都商報:韓国代表は最近、パウロ・ベントを監督に招聘(しょうへい)しました。中国スーパーリーグで結果を出せなかった監督ですが、韓国はなぜ彼を選んだのでしょうか。
イ氏:大韓サッカー協会は、ベントが第1希望の監督ではなかったと認めていますが、それでも非常に優れた監督だと評価しています。彼の指導哲学や経験が、韓国にマッチすると考えているようです。
成都商報:A代表はリッピ、U21代表はヒディンクという、これほど豪華な監督は、韓国にとって脅威になりませんか?。
イ氏:韓国のイ・ヨンピョはヒディンク体制で活躍した選手ですが、彼は以前インタビューした時に「8年以内に中国サッカーは韓国の大きな脅威になる」と語っていました。中国サッカーが急速に発展していることは、誰もが知っています。ヒディンクが加わることで、中国は若手の才能の育成において高いレベルのことを学ぶでしょう。
成都商報:五輪世代の競争について、現在の日中韓3カ国の現状を見て、どの国が最も優れていると思いますか。理由も教えてください。
イ氏:韓国は先日のアジア大会で優勝しました。この大会は、U23(23歳以下)のチームで争います。しかし、韓国はソン・フンミンら3人のオーバーエイジを使いました。彼らは決勝で(U21で参加した)日本を破りましたが、日本のパフォーマンスは非常に優れていました。ですので、現段階のU23において、アジアで最も優れた国は韓国と日本です。しかし、中国がヒディンクの指導の下で急速な進歩を遂げ、日韓に追い付くことを私たちは期待しています。(翻訳・編集/北田)
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