10kmにわたり散在する3億年前の化石群を発見、風化などにより研究価値は低い―湖南省湘潭市

Record China    2012年9月6日(木) 9時47分

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3日、中国・湖南省湘潭市湘郷の斉心村で、10kmに渡る化石群が発見された。化石群は村にある高さ100mほどの小さな山にあり、約3億年前の石炭紀中期に生息していた腕足類の物だった。

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2012年9月3日、中国・湖南省湘潭市湘郷の斉心村で、10kmにわたる化石群が発見された。湘瀟晨報が伝えた。

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化石群は村にある高さ100mほどの小さな山にあり、随分前から村民は化石と認識していた。ところが誰も気に留める者はおらず、今まで放置されていたという。国の調査員が確認したところ、化石群は約3億年前の石炭紀中期に生息していた腕足類の物だった。

10kmに渡る化石群は、湘潭市で発見された最大規模の地表に現れた化石群だという。しかし専門家によると、湖南省で同様の化石は多く見つかっており珍しくない。また、化石のサイズが小さく、風化が進んでいるために研究価値は低いという。それでも学校の教材としては価値があるため、村政府は専門家の意見を採用し教材としての使用を検討している。(翻訳・編集/内山

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