潤滑油のはずが粘る!=工場は大迷惑、劣悪品売りつけた販売店は仕入れ経路の説明拒む―江西省瑞昌市

Record China    2012年9月5日(水) 14時55分

拡大

1日、中国・江西省瑞昌市白楊村にあるセメント製品製造工場が購入した、機械の潤滑油が劣悪品である可能性が高いとして、調査が進められている。

(1 / 3 枚)

2012年9月1日、中国・江西省瑞昌市白楊村にあるセメント製品製造工場が購入した、機械の潤滑油が劣悪品である可能性が高いとして、調査が進められている。江西新聞ネットが伝えた。

その他の写真

工場は先月25日に以前購入した潤滑油を機械に注いだのだが、翌日機械内の潤滑油が白い糊状のようなものに変化したという。さらに潤滑油なのに潤滑性がなく、機械はひどく損傷した。

経験豊かな工場の作業員でもこの現象は初めてのことで、潤滑油は再生油や廃棄された油で作られた劣悪品ではないかと指摘している。一方潤滑油を販売している店のオーナーは、潤滑油に水が混じり、機械内の高温で白い糊状に変化した可能性が高いと話している。

しかし、工場の相談を受け調査に乗り出した国の消費者保護機関が販売店に赴くと、工場が購入した潤滑油はすでに売られていなかった。さらに調査で潤滑油は正規ルートで仕入れたものではないとわかったのだが、店のオーナーは仕入れルートの説明を拒んでいる。

強硬姿勢を見せている店のオーナーだが、消費者保護機関は今後も調査をすすめ、なおも店のオーナーが仕入れルートの説明を拒んだ場合は、公安に調査を依頼し徹底的に追及する構えだ。このほか、潤滑油の製造企業は同社の製品に劣悪品がないと自信を持っているため、調査には全面的に協力すると語っていた。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携