2012年9月7日、韓国紙・朝鮮日報は、欧州系の格付け会社大手フィッチ・レーティングスが韓国の国債格付けを「シングルAプラス」から「ダブルAマイナス」に1段階引き上げ、「シングルAプラス」の日本を上回ったと報じた。国際在線が伝えた。

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記事によると、韓国の格付けが日本を上回ったのは初めて。先月27日にはムーディーズ・インベスターズ・サービスも韓国の格付けを日本や中国と並ぶ「A1」から「Aa3」へと1段階引き上げている。

世界第3位の経済大国・日本の国債格付けは1990年後半に最高級の「トリプルA」を獲得したが、長期にわたる経済低迷により「シングルAプラス」にまで引き下げられた。韓国はアジア通貨危機の際には「シングルBマイナス」まで下がったが、14年8カ月かけて12段階も引き上げられるという奇跡を遂げた。

フィッチは今回の格上げについて、「欧州で金融危機が勃発するなど世界経済が不安定な中、韓国は安定した経済成長を続けている。政府の財政も安定性が高い」としている。（翻訳・編集/NN）