2012年9月8日、新華社によると、雲南省昭通市彝良県付近で7日に連続して発生したマグニチュード（M）5以上の地震による被害は、8日未明までに死者80人、負傷者795人、被災者74万4000人に上り、経済損失は35億元（約420億円）に達している。

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7日午前11時19分（現地時間、以下同）、雲南省昭通市彝良県でM5．7の地震が発生。続いて午後12時16分にM5．6の地震が発生し、同日午後6時までに60回以上の余震が記録されている。

同省民政庁によると、7日午後11時30分までに判明している被害は、建物の倒壊1900戸（6650室）、深刻な損壊3万7000戸（12万2000室）、軽微な損壊13万3000戸（30万8000室）、緊急避難者20万1000人となっている。

現地は道路が寸断され、山崩れが発生するなど、交通や通信、電気、水道、鉄道などがかなりの被害を受けているため、政府は武装警察や医療チーム、消防、衛生、電力など各部門を緊急に派遣し、救助・復旧活動を続けている。8日未明には温家宝（ウェン・ジアバオ）首相が被災地入りし、陣頭指揮に当たっている。（翻訳・編集/HA）