人民網日本語版 2018年9月17日(月) 22時20分
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中国は少年児童健康ビッグデータ公益検査・測定プラットフォームを建設する計画で、保護者は子供の栄養・運動情報を入手でき、医師はデータに基づき子供の食習慣を指導し、早い時期からフォローアップすることができる。
第1回全国少年児童栄養健康ビッグデータ応用シンポジウムが先ごろ北京市で開かれた。記者の調べによると、中国は少年児童健康ビッグデータ公益検査・測定プラットフォームを建設する計画で、保護者は子供の栄養・運動情報を入手でき、医師はデータに基づき子供の食習慣を指導し、早い時期からフォローアップすることができる。北京晩報が伝えた。
専門家によると、中国の少年及び児童の栄養と健康は近年大きく改善されたが、依然として次の2つの問題が存在する。まず栄養不良が依然として存在しており、カルシウムや鉄分などの微量元素の摂取不足が一定の割合を占めている。次に肥満率が上昇を続けており、高血中脂質、高血圧、糖尿病などの慢性伝染性疾患の低年齢化の問題が日増しに浮き彫りになり、少年及び児童の心身の健康を脅かしている。
少年児童健康ビッグデータ公益検査・測定プラットフォームが同日、正式にリリースされた。同プラットフォームからは疾患予防データ、予防接種データ、成長発育データ、体質発育データ、個別ケースデータ、飲食構造データ、日常栄養摂取データ、日常運動データといった各方面の情報を取得できる。
ビッグデータにより伝染病公衆衛生事件を示し、さらに託児機関の日常的なリアルタイムの出勤データ、朝の運動データを集めることができる。未来の疾患の可能性を示し、疾患予防部門に情報を提供できる。さらに地域全体の子供の成長発育データを提供する。これには男女の平均身長、体重、血中脂質などの情報、それから日常的な献立を基礎とした栄養摂取データが含まれる。これらのデータにより、プラットフォームは子供の毎日の食のバランスを分析する。脂肪、タンパク質、炭水化物など、エネルギーの摂取源を調べる。
プラットフォームは栄養のほか、子供の体質状況をモニタリングする。子供の身体測定データにより、上肢の力、下肢の力、感度などの情報を集める。
託児機関の栄養士はプラットフォームを使って献立を作成することができる。保護者は子供の託児機関における毎日・毎週の栄養摂取状況の分析を入手できる。さらに子供の日常的な運動量をチェックし、食べる量と運動のバランスが取れているかを調べられる。医師は子供の栄養状況に基づき個別で献立を提案し、早い時期からフォローアップし、記録を残すことができる。(編集YF)
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