ピッキング窃盗団7人を一網打尽−ハルビン市警察

ハルビン市警察はこのほど、30件以上も空き巣狙いを繰り返していた窃盗団7人を逮捕した。事件解決の発端となったのは、2007年3月7日、別の傷害事件で逮捕されている李という男が、取り調べの中で「薛（シュエ）」という名の師匠の所でピッキングを教わったと供述したことによる。この調書が所轄派出所の武保軍副所長の目に留まり、内偵捜査を開始した。

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捜査の結果、この窃盗団のアジトを発見、男4人、女2人を逮捕し、ミニバン2台に詰め込まれていた猟銃1丁、携帯電話20数台、カメラなどおびただしい数の盗品を押収した。

その後警察は、最後の共犯者で、逃亡中の「薛」の居場所に関する情報を入手、所在を確認したところ、電灯を消して外の様子を伺う「薛」の姿を確認。同居人の帰宅を待ち、鍵を開けたところへ捜査員が踏み込んで逮捕した。

連日連夜の取り調べに対し、「薛」をはじめ、李ら共犯者も洗いざらい自供しているという。