中国が米国に報復関税、米商務長官「中国は弾を使い果たした」―米華字メディア

Record China    2018年9月19日(水) 13時20分

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18日、米華字メディア・多維新聞は、米国が発動する新たな対中追加関税について、ロス商務長官が「中国は弾を使い果たした」と述べたことを報じた。資料写真。

2018年9月18日、米華字メディア・多維新聞は、米国が発動する新たな対中追加関税について、ロス商務長官が「中国は弾を使い果たした」と述べたことを報じた。

記事によると、ロス長官は18日のCNBCの番組に出演し、「新たな関税の目的は中国の行為を修正し、中国で競争する米国企業に公平な戦いの場を持たせること」と発言。中国による報復措置については「中国の対米輸出額は米国の対中輸出額の約5倍」とのデータを示し、「中国は弾を使い果たした」と指摘した。

ロス長官はまた、「追加関税は軽率な措置ではない」と述べ、「われわれは順を追って審査を行い、何が中国に対する懲罰的な目的を達成させ、それと同時に米国へのダメージが最少になるかを判断した」と説明。香港紙サウスチャイナ・モーニングポストが消息筋の話として「中国はワシントンでの貿易対話に代表団を派遣する計画への評価を改めて行っている」と報じた問題に関しては、「残念なことに、米国の当初の追加関税措置は米中がより建設的な対話を繰り広げることを促せなかった。しかし、われわれは双方が対話を進めることを希望している。対話をするかどうかのボールは彼らの手の中にある」と語った。

米国は17日、中国から輸入する2000億ドル(約22兆4500億円)相当の品への追加関税を発表。中国も18日、米国製品約600億ドル(約6兆7300億円)相当に5%あるいは10%の関税を課すことを表明した。いずれも24日に発動する。(翻訳・編集/野谷

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