フォン・シャオガン監督「一九四二」、戦闘と飢餓&絶望感も生々しく―トロント映画祭

Record China    2012年9月12日(水) 15時55分

拡大

11日、中国映画のヒットメーカー、フォン・シャオガン監督の最新作「一九四二」のトレイラーが、開催中の第37回トロント国際映画祭で初公開された。

(1 / 6 枚)

2012年9月11日、中国映画のヒットメーカー、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の最新作「一九四二」のトレイラーが、開催中の第37回トロント国際映画祭で初公開された。網易娯楽網が伝えた。

その他の写真

日中戦争下の1942年、河南省で300万人が命を落としたととされる大飢饉を描いた小説「温故一九四二」を映像化した作品。製作費2億1000万元(約26億円)が投入された超大作だ。メガホンを執ったのは、2008年の「狙った恋の落とし方。」で中国に北海道旅行ブームを巻き起こし、2010年の映画「唐山大地震―想い続けた32年―」で中国映画史上最高の興行成績を打ち立てたフォン・シャオガン監督。今作には、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンスと、2人のハリウッドスターも出演している。

このほど初公開されたトレイラーは、ブロディとロビンスの出演シーンにスポットを当てたもの。激しい戦闘シーンや飢餓に苦しむ民衆、生々しい場面を映し出している。同作への出演を決めた理由について、「脚本を読んで、『戦場のピアニスト』を連想したから」と語るブロディ。「世界大戦中に人々が体験した絶望、救いのない思いが、この2作品には存分に再現されている」と、語っている。

1942年当時の中国と民衆の姿を忠実に再現したというフォン監督。作中では、この世の不条理さをあますところなくぶつけているという。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携