軍事合意の署名式で金正恩委員長が「ニヤリ」、その理由は?=韓国ネットからは担当者の身を案じる声多数

Record China    2018年9月20日(木) 10時40分

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19日、韓国メディア・韓国日報は「金正恩が軍事合意の署名中に『ニヤリ』と笑った理由は」と題する記事を掲載した。写真は金委員長。

2018年9月19日、韓国メディア・韓国日報は「金正恩(キム・ジョンウン)が軍事合意の署名中に『ニヤリ』と笑った理由は」と題する記事を掲載した。

記事によると、平壌(ピョンヤン)の百花園迎賓館で「歴史的な板門店(パンムンジョム)宣言の履行に向けた軍事分野合意書」の署名式が行われた。韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と北朝鮮の努光鉄(ノ・グァンチョル)人民武力相が署名し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩委員長がその後ろで見守った。署名を終えた2人は、それぞれの合意書を交換して握手を交わした。

その後、カメラの前で合意書を公開する時にちょっとしたハプニングが起こったという。記事は「緊張し過ぎたせいか、努人民武力相は宋長官の署名が書かれたページをすぐに探せず右往左往した」と伝えている。その時の映像には、後ろで見守っていた金委員長が首を傾けて確認する様子が映っており、その後無事に署名ページが見つかると口角を上げて「ニヤリ」と笑う姿も確認できる。韓国・統一研究院の趙漢凡(チョ・ハンボム)先任研究員は、同日の署名式中継放送で「分量が多過ぎて(署名用紙を)開く時に迷ったようだ」と話したという。

これに、韓国のネットユーザーからは「合意書を開くのに戸惑った。これは後で怒られるんじゃない?どうか見逃してあげて」「見ているこっちがハラハラした。ミスしないで!」「金委員長の感情を逆なでしたら、武力相の命が危ないんじゃ…」など努人民武力相の身を案じる声が目立ち、中には「こういうことは初めてだから緊張したのだろう」とのコメントも。

ただし、合意そのものについては「合意書は爆弾?変化は1つもないのに」「合意書?あんなものに何の意味があるの?誰か説明してよ」と否定的な意見が寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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