Record China 2012年9月14日(金) 0時16分
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12日、中華圏でカリスマ的人気を誇る歌姫フェイ・ウォンが、ヒット曲をめぐる著作権侵害で訴えられ、裁判に発展する騒ぎとなっている。写真は2010年2月、旧正月の大型特番で歌うフェイ・ウォン。
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2012年9月12日、中華圏でカリスマ的人気を誇る歌姫フェイ・ウォン(王菲)が、ヒット曲をめぐる著作権侵害で訴えられ、裁判に発展する騒ぎとなっている。新華網が伝えた。
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再婚と出産、子育てのため約5年間も芸能活動をストップしていたフェイ。2010年2月、中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)による旧正月恒例の大型特番で、楽曲「伝奇」を歌いあげ、完全復帰を果たした。この「伝奇」がまたたく間にヒットしただけでなく、楽曲を制作した元・水木年華(スイムニェンホア)のリー・チェン(李健)も一躍注目を集めた。
このほど、同曲の版権を所有する老孫文化(北京)有限公司が、著作権侵害を理由に北京の裁判所に訴え出た。楽曲はもともと、リー・チェンのソロアルバムの収録曲で、2008年にこの版権を買い取ったのがリー・チェンの友人であり、同社代表の男性。2010年の新春番組でフェイ・ウォンが歌うにあたっては、同社もOKを出していた。しかしその後、フェイのコンサートでは同曲が恒例の一曲になっており、同社に許可を求めることもなく、著作権の使用料も支払われたことがないままだったと主張している。
老孫文化(北京)有限公司は当初、フェイのマネジャー、ケイティ・チャン(陳家瑛)に対し、この件について両者の話し合いで和解に持ち込みたいと訴えていたが、彼女からの回答はなしのつぶて。このため、正式に裁判所に訴え出ることを決めたという。なお、同社は300万元(約3700万円)の損害賠償を求めており、裁判は今年11月に行われる。(翻訳・編集/Mathilda)
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