強盗殺人・中国人6名の遺体発見―ロシア・チタ州

2007年3月13日、ロシア・チタ州警察は、中国人男女6名の遺体を発見したと発表した。

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警察の捜査によると6名（男女各3名）の遺体は、2006年12月、チタ州の2つの地区で殺害されたことが判明。現在、容疑者4人が逮捕され取り調べを受けている。殺害の手口は、チタ州駅前で外国人旅行者を見かけた犯人が車に乗せると声をかけ、車内に誘ったところで金品を奪い、殺害するというものだ。6名の中国人は車に乗った後、人気のないところに連れて行かれ、殺害されたものと見られている。

情報によると、殺害された6名の中国人はロシア西部から汽車でチタ州に到着、その後乗換えて中国に帰る予定だったという。チタ州警察は、外国人行方不明者の捜査依頼は受けていないというが、現在関連部署で、身元調査のための遺体の鑑定を進めている。その結果、6名中1人の男性の身元は、すでに確認されている。（編集・饒波貴子）