Record China 2018年9月20日(木) 15時40分
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18日に行われたサッカーのアジアチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、天津権健と鹿島アントラーズの試合後、鹿島のDF内田篤人が天津のFW楊旭とユニホームを交換した。写真は楊のウェイボーより。
18日に行われたサッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝セカンドレグ、天津権健と鹿島アントラーズの試合後、鹿島のDF内田篤人が天津のFW楊旭(ヤン・シュー)とユニホームを交換した。楊はその時のことを中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で報告している。
楊は「4回目のACLの旅が終わった。権健は(ベスト8進出で)チームとしての歴史をつくった!しかし、さらに勝ち進めなかったことには落胆している」とし、続けて「内田篤人はライバルであり、友人だ。前の試合(ファーストレグ)の時にユニホームを交換しようと約束していた。U17代表からACLまで、十数年がたった。僕たちはそれぞれの道を進んでいるが、共に自分の理想を目指して努力しているんだ」とつづっている。
楊は内田(30歳)と同年代の31歳。U17中国代表に選出された経歴を持ち、年齢制限のないA代表でも45試合に出場、23ゴールをマークしている。
この投稿にネットユーザーからは「うん。良いことだ」「素晴らしい。これこそ、選手が持つべき姿勢だ」「2人とも大けがを経験した。内田はけがでシャルケを離れたが、ラーム(元ドイツ代表)を抑えてブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)のベストイレブンにも選出された。日中友好はもともとこうあるべきだ」といったコメントが寄せられた。一方、中には「ちょっと切ないな。同年代の選手とはいえ、向こうはワールドカップ(W杯)に出場して、ブンデスリーガで活躍して、アジアカップも優勝している」という声も。
なお、マカオで行われたこの日の試合は、鹿島が3—0で快勝し、2戦合計5—0で準決勝進出を決めている。(翻訳・編集/北田)
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