韓国の祭り、「皮を剥いだ牛」を供え物として展示し物議=ネットで非難の嵐

Record China    2018年9月23日(日) 21時10分

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20日、韓国・ハンギョレによると、韓国内で開かれたある行事で「皮を剥がれた牛の死体」が供物として扱われ、物議を醸している。資料写真。

2018年9月20日、韓国・ハンギョレによると、韓国内で開かれたある行事で「皮を剥がれた牛の死体」が供物として扱われ、物議を醸している。

物議を醸しているのは、忠清北道(チュンチョンブクト)忠州(チュンジュ)で日光曹渓宗が主催・大韓仏教曹溪協議会が主管して9日に行われた「2018年水陸大災国泰民安祭り」。翌日10日からの世界消防官競技大会の安全と忠州市の経済発展などを祈願するという趣旨で開催されたものだ。しかし祭りでは、午前9時に「頭からつま先まで皮を剥がれた牛の死体」が供えられ、午後6時の祭り終了まで展示されたことに対し、市民らから非難が殺到したという。

記事は、皮を剥がれた牛の死体が祭壇に上げられた理由に関し、同祭りを企画した日光曹渓宗の総務僧へのインタビューの様子を伝えている。僧侶は「巫女に行事の一部を任せたが、このような状況が起こるとは思わなかった」とし、「巫俗の行事では供物が欠かせないと聞いている。(仏教の殺生禁止に関連して)当該牛は捕まえたものといううわさが出回っているそうだが、屠畜場で屠畜したもの。それを肉ではなく、供物と見ただけ」と説明した。なお、仏教行事に巫女らが参加した理由については「(巫女が)日光曹渓宗と関係ないわけではないが、個人的に活動する人々」と話したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「むごたらしい」「おかしいんじゃないの?こういう人たちは宗教を口実にした詐欺師。市の職員らもしっかり公務を遂行して」「仏教では不殺生が一番の戒律」「これが韓国仏教の現実…。巫女と手を組んだ仏教界?」「巫女には動物の供え物を使わない所もある」「動物の肉を食すのは仕方ないけど、最低限の尊重はすべき」など非難が相次いでいる。(翻訳・編集/松村)

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