交通ルール無視のドライバー、上海では自転車に乗るのも大変!―英紙

Record China    2012年9月17日(月) 7時55分

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13日、上海では交通ルールを守らないドライバーが多いため、自転車に乗るのも大変だ。

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2012年9月13日、環球時報によると、英紙ガーディアンは11日、上海では交通ルールを守らないドライバーが多いため、自転車に乗るのも大変だと伝えた。

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上海のような大都市では、自転車の利用者は歩行者に次いで多い。しかし、交通ルールを無視するバスや自家用車が多く、人が横断していようと、自転車が走っていようと、クラクションを鳴らしまくって道を譲らせる。さらに、電動自転車やオートバイもこれに加わるため、いつ事故に遭遇しても不思議ではない。

上海には多くの自転車専用道路があり、表面上は自転車の利用に適した都市のように見えるが、実際にはそうではない。3カ月前に上海に来たモニカさんは、自転車を2カ月間利用した後、乗らなくなった。その理由を「ドライバーは自転車をまったく気にせず、信号も目に入っていないため、ほぼ毎日交通事故を目撃する。自転車を止める場所もなかなか見つからず、少し油断するとすぐに盗まれる」と語る。

また、調理師のトニーさんは「自転車は欧州では流行の一種だが、上海では多くの人にとって経済的で合理的な唯一の交通手段になっている。自転車が好きでなくても、他に選択肢がない」と指摘する。自転車と自動車は貧富の差拡大の象徴でもある。

中国の都市部ではかつて、大量の自転車で道があふれる光景が見られたが、現在は自動車による渋滞が著しい。しかし、自転車はまだ中国の歴史のごみ箱には捨てられておらず、自動車が高くて買えない多くの市民の重要な交通手段として生き続けている。(翻訳・編集/HA)

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