2018年9月20日、中国中央テレビ・スポーツチャンネルの微博（ウェイボー）アカウントCCTV5は、日本メディアの報道を引用し、全米オープンで日本人初のグランドスラム優勝を飾った大坂なおみ選手が東京五輪で米国代表として出場する可能性があると伝えた。

CCTV5は、「東京五輪が近づくにつれ、日本と米国の二重国籍の大坂選手は、日本代表となるのか、それとも米国代表となるのかという重大な選択に直面することになる」と紹介。日本メディアが、「市場価値が急上昇した大坂選手が米テニス界やスポンサーからも注目を集めている」と報じたことに触れた。

その上で、「大坂選手はこれまでもずっと日本代表として試合に参加してきたが、突然わいてきた話に大坂選手が本当に日本代表として五輪に出場するのかどうかが、日本のネット上で最も心配されることの1つとなっている」と伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「日本代表になることは間違いない」「全米オープンでの表彰式の様子からしたら、彼女が米国代表になることはまずないと思う」「あのブーイングを聞いたら日本代表しかないだろ」など、日本代表になる可能性が高いとの意見が多く寄せられた。

他には、「まだ良い成績が出ていない時から日本は多大の努力を払ってきた。それを今になって米国が奪うなんていくらなんでもひどすぎる」と批判するコメントや、「20年は日本代表で、28年になったら米国代表になればいいんじゃないか」というユーザーもいた。（翻訳・編集/山中）