中国の指導者はどうつくられるのか=3つの必須ポイント―韓国紙

Record China    2012年9月16日(日) 9時51分

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12日、韓国紙・中央日報は、中国の指導部には優秀な人物が多いが、重要なのは党派心、能力、態度の3点だと指摘した。写真は中国の国会議員。

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2012年9月12日、韓国紙・中央日報は、中国の指導部には優秀な人物が多いが、重要なのは党派心、能力、態度の3点だと指摘した。環球時報が伝えた。

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現在はまさに政権交代のシーズンであり、韓国では年末に大統領選挙が実施され、中国でも間もなく指導部が交代する。注目すべきは中国の指導部が非常に優秀なことである。それはどのような原因によるものだろうか?

ソウル大学の趙教授は、「党派心」「能力」「態度」の3点が重要であると指摘する。「党派心」は党中央との理念の一致を保つもので、根本でもある。問題は「能力」と「態度」だ。なかでも中国の高官が最も備えたいと考える能力は自身を証明する能力で、それには実績が必要となる。指導部の仲間入りをするには、最低でも大臣職を2期以上務め、実績を示す必要がある。「態度」とは、業務態度、清廉さの程度、イメージなどで、一言で言えばその人物に対する評価である。

これら3点を備えた後は、いかに「検査」を通過するかが重要だ。中国の高官は、初級幹部から始まり、国営企業や工場、地方政府、中央政府の各部門などを歴任するが、絶えず検査を受ける。

検査のポイントは「専門性」「創造性」「国際性」の3点。「専門性」とは自身の業務にどれだけ精通しているか。温家宝首相が良い例だ。「創造性」では創造的な発想と行動が重要となる。そして「国際性」。急速に発展する中国では、国際的な視野とともに、海外の要人やメディアと幅広く付き合っていく能力が要求される。中国の高官は絶えずこの3点を意識し、党派心と能力、態度を向上させる過程で検査を受け続けているのである。

中国が民主主義ではないにもかかわらず、能力を持った指導者が選ばれる原因はここにある。韓国も参考にすべきである。(翻訳・編集/HA)

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