2012年9月17日、香港の人気ユニットTwinsとベテラン歌手アラン・タム（譚詠麟）が、最近の尖閣問題に関して日本製品の不買を表明した。文匯報が伝えた。

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17日、あるラジオ局主催のイベントに登場したTwinsとアラン・タム。日中間で緊張が高まる尖閣諸島問題について言及し、「このような状況が続くなら、日本製品は買わない」とコメントした。しかし、中国本土で発生している暴力的な抗議活動については断固反対の姿勢で、経済制裁など理性ある行動を選ぶべきだ、としている。

最近、上海で仕事をしたアランは、現地で防空演習を見て恐くなったという。「ああいうのは映画やドラマの出来事だと思っていた。そんな日が来ることがあってはならない」と語っている。さらに、中国各地で発生中の抗議活動については、「国際社会で笑われるような行動をしないでほしい」と訴えた。これまでに日本の楽曲を広東語にリメイクしたヒット曲を多く持つが、ファンの要望に応えるため、それらの封印はしないと語っていた。

女性アイドル2人組のTwinsも、日本への抵抗感をあらわにした。11月に誕生日を迎えるシャーリーン・チョイ（蔡卓妍）のため、相方のジリアン・チョン（鍾欣桐）は、韓国の人気グループ・BIGBANGの日本公演のチケットを用意したという。しかし、シャーリーンは「愛国心」を示すため受け取りを拒否。2人は揃って、「日本に関係する仕事は受けない」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）