「雲南省富民県・ペンキはげ山事件」、政府が真相解明!―政府林業局

Record China    2007年3月14日(水) 6時40分

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世間に広く注目された「雲南省富民県のペンキはげ山事件」。国家林業局の調査により、「内装業を営む個人経営者が、風水信仰によって行った行為」だということが明らかになった。

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2007年3月12日、政府林業局は、大きな話題を呼んだ「雲南省富民県のペンキはげ山事件」の調査結果を発表した。この「ペンキはげ山事件」について、レコードチャイナもニュースを発信してきたが、中国国内でも報道され、広く注目されていた。

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林業局の調査結果によると、ペンキが塗られた山は「老首山」という名前で、廃棄された採石場だという。また、林業用地ではないこの採石場は造林の予定もなく、ペンキ塗布行為が、造林面積を偽るためのものではないことも確認された。ペンキを塗った犯人だが、内装業を個人で営む男性で、風水を信じる彼は縁起をかつぐために、2006年7月、数人を雇い、採石場の山の斜面にペンキを塗ったそうだ。

国家林業局スポークスマン曹清堯(ツァオ・チンヤオ)氏は、この調査結果に基づき、「このペンキ事件は個人の信仰心が引き起こしたものであり、造林面積をごまかすものではない。しかし、各地の林業部門はこの教訓を得て、緑化や美化を人々に広め、理解を深めることで真の緑化を目指すべきだ」とコメントしている。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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