Record China 2018年9月26日(水) 11時40分
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25日、環球網は、ロシアのSu35戦闘機が、高いステルス性能を持つ米国のF22戦闘機の姿をシリア上空で捉えたと報じた。写真はF22。
2018年9月25日、環球網は、ロシアのSu35戦闘機が、高いステルス性能を持つ米国のF22戦闘機の姿をシリア上空で捉えたと報じた。
記事は、軍事系サイト「ディフェンス・ブログ」で24日に発表された文章を紹介。同日、インスタグラム上にSu35が操縦席の多機能レーダーディスプレイでF22の姿を捉えたとする写真が掲載されたという。
記事によると、写真の左側に映っているレーダー画面は「ぼかし」がかかっており、捉えた飛行機がF22かどうかは判別できないものの、右側のOLS35センサー映像画面に映っている戦闘機はF22特有のフォルムをしているという。また、映像画面の背景などから「撮影当時Su35がF22の上方に位置し、急降下状態にあったことが分かる」とのことだ。
記事は「OLS35はSu35戦闘機に配備されている赤外線捜索・追跡システムであり、赤外線センサー、レーザー測定器、目標指示装置、ビデオカメラを備えている。主に半径50キロ以内の飛行機の位置を確認するのに用いられ、短距離におけるステルス戦闘機の発見を非常に得意とする。戦闘機前方の空域をスキャニングし、対象のエンジンが発するエネルギー特性や飛行中に機体表面に生じた摩擦の跡を検知することができるのだ」と解説している。
ディフェンス・ブログで発表された文章の筆者は「F22のステルス性が万能ではないことが証明された」としている。
記事は「ロシアがシリアの軍事衝突に介入して以降、シリアはSu35、Su30SM、Su57などロシアの新型装備の実験場となっている。一方米国のF22、イスラエルのF35など新型ステルス戦闘機もシリアで活動しており、米ロ両国の戦闘機が相対する可能性は高い」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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