Record China 2018年9月26日(水) 15時40分
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スウェーデン・テレビ(SVT)が21日夜に放送した風刺トークショーに中国を侮辱する内容が含まれていたとされる問題で、現地の海外華僑華人互助センター(華助中心)の関係者らが24日、SVTを訪れ、抗議文を提出した。写真はストックホルム。
2018年9月25日、中国メディアの中国僑網によると、スウェーデン・テレビ(SVT)が21日夜に放送した風刺トークショーに中国を侮辱する内容が含まれていたとされる問題で、現地の海外華僑華人互助センター(華助中心)の関係者らが24日、SVTを訪れ、抗議文を提出した。
中国メディアの報道によると、21日夜に放送された番組では、スウェーデンの首都ストックホルムで先日、地元警察が中国人観光客を粗暴に扱った騒動を取り上げ、警察官2人に両手両足を持ち上げられた中国人が「This is killing(これは殺人だ)」などと叫ぶシーンの動画を紹介し、司会者がこれをちゃかすような発言をしたり、そのシーンに笑い声をかぶせるなどの編集をした。また中国人に対する「注意」として「歴史的建物の周囲で大便をしてはいけない」などと発言するシーンもあった。
これを受け、中国外交部が北京で、在スウェーデン中国大使館がストックホルムでそれぞれ、スウェーデン側に厳正な申し入れと強い抗議を行う事態に発展している。
中国僑網が地元メディアの報道を引用して伝えたところによると、ストックホルムの華助中心は23日、現地の華僑華人団体関係者らを招集して緊急会議を開き、SVTに抗議文を提出した上で事態の進展を注視していくことを決定した。
SVTを訪れた華助中心の王建栄(ワン・ジエンロン)主任は、同番組について「スウェーデンの華人華僑が我慢できる限界のラインに触れた」などとし、SVT側に「心からの謝罪」を求めた。(翻訳・編集/柳川)
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