2012年9月19日、英公共放送BBCによると、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長が尖閣問題に言及した。日本による国有化をきっかけに中国での反発が日々高まっていることについて、「不安が募る」と発言した。

【その他の写真】

ニューヨークで開催中の第67回国連総会は、25日から各国首脳による一般討論演説を行うが、潘事務総長は「この機を利用して両国の首脳には関係緩和を図っていただきたい」とした。立場上、尖閣問題についてどちらも支持する立場にないとしたうえで、「平和的な話し合いで解決に至ることを願う」と意見を述べた。

報道では、潘事務総長が一連の尖閣問題について言及するのはこれが初めて。(翻訳・編集/愛玉)