スウェーデン政府関係者、中国侮辱番組は「言論の自由」―中国メディア

Record China    2018年9月27日(木) 10時50分

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26日、観察者網は、スウェーデンのテレビ局が中国人を侮辱する内容の放送を行ったとして中国政府が抗議したことに対し、スウェーデン政府関係者が「言論の自由の範囲内」とコメントしたと報じた。資料写真。

2018年9月26日、観察者網は、スウェーデンのテレビ局が中国人を侮辱する内容の放送を行ったとして中国政府が抗議したことに対し、スウェーデン政府関係者が「言論の自由の範囲内」とコメントしたと報じた。

スウェーデンの公共テレビ局、スウェーデン・テレビ(SVT)が現地時間21日夜に放映した番組で、キャスターが先日同国内で警察官とトラブルになり物議を醸した中国人観光客の口まねをしたほか、中国人に対する「注意」として「歴史的建物の周囲で大便をしてはいけない」などと発言するシーンがあった。記事は、番組で使用された中国の地図に台湾などが描かれていなかったとも主張している。

そして、25日にスウェーデン外務省関係者がスイス紙アフトンブラーデットのインタビューで「先週末に中国大使館から連絡があり、彼らの意見や態度が伝えられた」ことを明かすとともに、「今回の問題はスウェーデンにおける言論の自由の範囲内」との見解を示したと伝えた。

中国大使館は25日「SVTの番組責任者による声明は、番組中における人種差別的言動について詭弁(きべん)を弄(ろう)して責任逃れをしようとしている。このような『謝罪』は決して受け入れない」とし、番組スタッフに対して誠意ある謝罪を要求していた。

また、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官も24日に「完全にメディアとしての職業道徳に乖離(かいり)しており、強く非難する」と発言している。(翻訳・編集/川尻

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