来月開催の「東京国際映画祭」、台湾から2作品が登場=中国からは一部不参加の動きも―台湾

Record China    2012年9月21日(金) 12時54分

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20日、来月開催の第25回東京国際映画祭で、台湾から「アジアの風」部門に2作品を出品。中国は政府関連者など公人の欠席を決定している。写真は台湾映画「パンのココロ」より。

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2012年9月20日、来月開催の第25回東京国際映画祭で、台湾から2作品が「アジアの風」部門に出品されることがわかった。中央社が伝えた。

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来月20日〜28日に開催される第25回東京国際映画祭は、世界91カ国・地域から1332本がエントリーされ、過去最高規模に。台湾からは「アジアの風」部門で、「パンのココロ」(原題:愛的麺包魂)と、「光にふれる」(同:逆光飛翔)が参加する。昨年も同映画祭に出席した「パンのココロ」のヒロイン、ミッシェル・チェン(陳妍希)は「現在スケジュール調整中」としており、今回の参加はまだ発表されていない。

尖閣諸島の国有化で中国での反日感情が高まる中、映画祭チェアマンの依田巽氏は、上映作品の選定などでこの問題が影響していないことを明言している。それを示すように、コンペティション作品15本の中には中国映画「風水」(同:萬箭穿心)も選ばれている。しかし、中国側では尖閣問題を理由に、同映画祭に政府関連者など公人を出席させないことを決定。監督やキャストら映画に関わる人々はこれに含まれないが、現在の世相の影響から、出席を見合わせる可能性も聞かれている。

「アジアの風」部門の特別上映作品として、日中合作の「スイートハート・チョコレート」(同:甜心巧克力)が決定している。ヒロインを演じた台湾の女優リン・チーリン(林志玲)が映画祭に顔を見せるかどうかは、未定とされている。(翻訳・編集/Mathilda

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