スローフード運動は1980年代にイタリアで始まり、マニュアルに基づいて作られるファーストフードに反対し、オリジナル性があり、栄養価も高い伝統的な食文化や食材を見直す運動だ。今回の「テッラ・マードレ・サローネ・デル・グスト」のテーマは、「変化のための食物とは革命である(Food for Change)」。同イベントのスポークスマンは、「気候変動や世界的な温暖化が警鐘を鳴らしているなか、科学者であっても、農民であっても、積極的に行動を起こし、小規模で、伝統的、かつ持続可能な食品の生産スタイルに注目し、それを討論し、サポートするほか、生物多様性を保護しなければならない」としている。
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