2018年9月28日、環球時報によると、自動車の飲酒運転を厳しく処罰する国は多いが、このほど韓国で自転車も飲酒運転を許さない内容の新たな交通ルールが打ち出された。

ソウル経済新聞によると、酒に酔って自転車を運転した場合、少なくとも3万ウォン（約3000円）の罰金が科せられることになる。この新たなルールを盛り込んだ道路交通法は28日から施行されるという。

従来の道路交通法でも酒に酔って自転車を運転することは禁じられていたが、具体的な処罰は定められておらず、その効力が疑問視されていた。新たなルールでは罰金などのほか、ヘルメットの着用義務など細則も定められたという。

韓国では多くの人がこの新ルールを好意的に見ているが、中には「ゆっくりこげば酒を飲んで運転しても大して危険ではない」「厳し過ぎるのではないか」といった声もあると記事は伝えている。（翻訳・編集/岡田）