Record China 2012年9月22日(土) 20時26分
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21日、反日デモを受けて休業していた日本食レストランが続々と営業を再開。しかし閑古鳥が鳴いており、一部の店舗では客が「愛国スローガン」を言えば割引するなどの奇策を講じている。写真は中国の日本食レストラン。
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2012年9月21日、北京市では尖閣問題の影響で休業していた日系企業がほぼ全面的に営業を再開したが、日本食飲食店にはまだほとんど市民が寄り付かず、閑古鳥が鳴いている。一部の店舗では、日本との関係を隠す努力をしたり、客が「愛国スローガン」を言えば割引するなどの奇策を講じている。北京晩報が伝えた。
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北京市内のある寿司店では、店員の制服がこれまでの和服と下駄から中国式に変わり、店内には「中国の心」と書いた標語が掲げられている。また、多くの日本料理店が店名を隠したり、店頭に中国旗を掲げるなど、反日デモの影響がまだ至るところで見られる。
一部の店舗では、メニューや内装を変更し、できるだけ日本の雰囲気が出ないよう工夫している。こうした努力にもかかわらず、いずれの店にもまだ客はほとんど入っていない。日本式鍋料理を提供しているレストランの経営者は「通常ならどんなに少なくても1日3〜4組の予約が入るが、ここ数日は1組の予約もない」と嘆いた。
北京で人気の高い「将太無二」は、実際には北米・カナダ系のレストランだが、日本料理を中心に提供しているため、尖閣問題の影響を受け、休業せざるを得なかった。このほど営業を再開したが、公式マイクロブログで「休業した数日間で、社員に対し愛国主義と歴史教育を徹底した」と強調した。
また、ある鉄板焼きレストランは「本日より9月27日まで、お会計の際に愛国スローガンを一言発していただくだけで12%の割引。さらにメンバーズカードへ1000元(約1万2000円)入金ごとに50元(約600円)還元いたします」とのショートメールを会員に送り、人気回復を図っている。(翻訳・編集/HA)
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