北京の雷音洞、中国最古の仏殿に認定―中国

Record China    2012年9月24日(月) 19時26分

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22日、中国の文化財管理当局は北京市房山区石経山・雲居寺の「雷音洞」を中国最古の仏殿に認定したと発表した。隋時代の西暦616年に建立されたとみられる。写真は雲居寺。

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2012年9月23日、京華時報によると、中国の文化財管理当局は22日、北京市房山区石経山・雲居寺の「雷音洞」を中国最古の仏殿に認定したと発表した。隋時代の西暦616年に建立されたとみられる。

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雲居寺文化研究センターは今年5月、北京大学の考古学科などから専門家を招いて研究を進めていた。それによると、雷音洞の門、窓、柱、基礎などの建築方式を検証。雷音洞の建立時期は西暦616年で、現在中国で最古とされる山西省五台山の唐代の仏殿2棟より古いことが分かった。内部に現存する収蔵品の95%も建立当時のものとみられる。

雷音洞は自然の洞窟を利用して作られ、不規則な四角形となっている。四方をめぐる壁面には経典が細かな文字で彫刻され、洞内には仏像が多く収められている。約30年前の調査では、床下からは仏舎利(釈迦の遺骨)とみられる遺物も見つかったという。(翻訳・編集/AA)

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