日本への留学を希望する若者が減少、東日本大震災と日中関係の悪化で―中国紙

Record China    2012年9月26日(水) 9時6分

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20日、中国の留学あっせん機関などが発表した最新の調査報告で、日本への留学を希望する若者の数が減少の一途をたどっていることが分かった。写真は7月、遼寧省瀋陽で開催された留学フェア。

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2012年9月20日、中国の留学あっせん機関などが発表した最新の調査報告で、日本への留学を希望する若者の数が減少の一途をたどっていることが分かった。24日付で新京報が伝えた。

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報告は、中国の留学あっせん機関である新通教育集団傘下の研究機関、海外の大学・大学院、中国の外国大使館・領事館、中国の著名な人材会社などが共同で発表した「2012−2013 中国人学生の留学申請および競争力に関する調査報告」。

それによると、2011年に海外留学した中国人は前年と比べ19.32%増加した。特に海外の高校に留学する人が増えており、留学生総数の15%を占めた。こうした傾向について、同集団の麻亜[火韋](マー・ヤーウェイ)総裁は「中国の難関校に合格できなかった学生が海外に流れている。これが留学生の低年齢化を加速させている」との見方を示す。

アジアの中で最も人気が高い国・地域はシンガポールと香港。全体的に増加傾向にあったが、日本だけは東日本大震災と昨今の日中関係の悪化が影響し、留学先に選ぶ学生が減少の一途をたどっていることが分かった。(翻訳・編集/NN)

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