韓国の飲食店が日本人女性を侮辱?ネットで物議「あまりにも失礼」「日本人だって韓国人に…」

Record China    2018年10月2日(火) 10時50分

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韓国・国民日報によると、日本人ユーチューバーが、釜山の飲食店で侮蔑語を投げ掛けられる動画を公開したことで物議を醸したが、店側関係者は「(侮蔑語を発したのは)従業員ではない」と否定した。写真は釜山。

韓国語を話し、韓国関連の情報を紹介するチャンネル「かおるTV」を開設している日本人ユーチューバー、かおるさんが、釜山の飲食店で「チョッパリ(日本人に対する侮蔑語)」と言われるシーンを含む動画を公開し、物議を醸した。韓国の国民日報は先月28日、当該飲食店の関係者が「(侮蔑語を発したのは)店の従業員ではない」と否定したと報じている。

記事によると、かおるさんは先月27日、釜山のカントン市場を紹介する動画を公開した。この動画の中で、ある飲食店を訪れた際、侮蔑語が投げ掛けられた。かおるさんは何度も韓国を訪れているが、このような経験は初めてだったという。この音声を編集せず、そのまま動画を公開したかおるさんは、「嫌韓を刺激する意図はなかった」とした上で「他の日本人観光客が同じような被害に遭わないよう注意喚起のために音声を残した」と説明している。

またこの店は、韓国の著名な料理研究家ペク・ジョンウォンさんが出演するテレビ番組で紹介されたことのある有名店だった。かおるさんは、店の名前を写真で公開。その理由については、ペクさんが外国人にもよく知られる存在であること、韓国のテレビ番組はアジアでも人気が高いことから、店を訪れる外国人も多いと考えたためとしている。

これに対し、店の関係者は、侮蔑語の声は「従業員のものではない」と否定した。店への電話や、客からの話で動画の存在を知ったといい、「私たちも動画を見て驚き、当惑している」「通行人か他の客が言ったのではないか。この人に、また店に来て確認してもらいたい」と話しているという。

問題となった音声は現在、動画では編集されている。

この記事に、韓国のネットユーザーらは「反対に韓国人が日本に行って、目の前で侮蔑語を言われたらどうか考えろ」「韓国が好きで訪れた観光客に対して、あまりにも失礼だ」「国の恥だよ。『かおるTV』をよく見てるけど、韓国のいいところばかり紹介してくれているのに」「いくら日本の歴史歪曲(わいきょく)や嫌韓が憎くても、日本人に対して人種差別をするのはやり過ぎだ」などの意見が多く寄せられている。一方で「日本人だって韓国人にひどい言葉を投げ掛けるじゃないか」「韓国にも日本にも、そういう侮蔑語を言う人間がいれば、言わない人間もいる。どっちもどっちだ」という声も見られた。

またネット上では、言葉のイントネーションなどから、侮蔑語を言った人物は朝鮮族や北朝鮮出身者ではないかとの推測も出ている。ただこれに対しては「そんな確率はかなり低いのでは。過ちを謝罪することもせず、他人に罪をなすりつけるなんて」との反論も上がっていた。(翻訳・編集/麻江)

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