上海のシンボル「和平飯店」、改修工事のため一時閉館―上海市

2007年3月14日、中国国内メディアの報道によると、上海市のシンボルで歴史ある有名ホテル「和平飯店（ピースホテル）」が、2007年4月には大規模な改修工事のために閉館するという。この改修工事は、南館・北館の両館に渡って行われ、1年半の工事期間の後、世界トップクラスのホテルとして生まれ変わる予定だ。

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創立から102年の歴史を持つこの和平飯店は、上海の外灘（バンド）地区にある。多くの近代的なビルが並ぶ中、花崗岩（かこうがん）で造られた、13階建て高さ77mのこのホテルは、完成当時「極東地域で最も高いビル」と称された。現在も20あまりのビルがある外灘の中で一番の高さを誇り、歴史と風格を持ったそのノスタルジックな魅力は、高い人気を集めている。（編集・饒波貴子）