Record China 2018年10月3日(水) 13時50分
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2日、観察者は、のどあめをなめながら質疑をした熊本市の緒方夕佳議員が退席させられた問題について報じた。資料写真。
2018年10月2日、観察者は、9月28日に熊本市の緒方夕佳議員が議会の定例会でのどあめをなめながら質疑をしたことにより8時間会議が中断し、その後、退席させられた問題について報じた。
緒方議員は28日の会議でのどあめを口に含んで登壇。市議会はこれについて謝罪を要求したが、同議員は「周りを不快にさせたことについては申し訳ないが、風邪を引いてせきが出ていたのであめをなめていた。議会の品位を尊重するためだった」とし、謝罪を拒否した。最終的に、同議員には当日の会議への出席停止処分が下された。
記事は緒方議員について「2017年11月には生後7カ月の子どもを連れて議場入りし、厳重注意を受けた。熊本市議会は当時、乳児を連れて議会に入ることを禁止する明確な規則がなかったが、この問題の後に規則を追加した」などと紹介した。
また、同議員が乳児を連れて議場に入った問題に対する英メディアの反応を紹介。英紙デイリー・メールは「柔軟性に欠け、上下関係が厳格な日本社会の反映だ」と論評し、ガーディアンは「日本女性が仕事と育児の二つの責任に板挟みとなっていることを表している」と批判しているといい、多くのメディアが同市議会の処分に対して批判的だったと伝えた。
今回の報道を見た中国人ネットユーザーからは、「やりすぎだよね。この議員に対して厳しすぎるよ」「日本女性の地位はどれほど低いか、多くの人は想像できないだろう」といった声がある一方、「誰かが口に何かをくわえながら話しかけてくるのは、自分は嫌だな」「これは男だろうが女だろうが関係ない。全人代(中国の国会)で代表が赤ん坊を連れて行ったらどう思う?」「これは自身の発言を軽んじていることにもなるよ。のどは痛くても我慢しなくちゃ」「子どもを会議、それも議会に連れて行く、それは処分されるべきだろう。のどが痛くてあめをなめるのは問題ないが、壇上に立って発表する時は口から出すか飲み込むべきだ」と、緒方議員の行動を問題視する声も少なくない。(翻訳・編集/南部)
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