<尖閣問題>ついに強気に転じた台湾、だがその先に待っている代償とは?―中国メディア

Record China    2012年9月28日(金) 17時7分

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28日、尖閣諸島問題をめぐる対応で「口だけで行動が伴っていない」との批判を受けていた台湾の馬英九総統が同海域に漁船団を送り込み、強気の姿勢に転じた。だが、その先に待っている代償とは?写真は10年5月、「世界熱愛生命奨章」の授賞式に出席した馬総統。

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2012年9月28日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐる対応で「口だけで行動が伴っていない」との批判を受けていた台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が同海域に漁船団を送り込み、強気の姿勢に転じた。だが、その先に待っている代償とは?福建省のニュースサイト・東南網が伝えた。

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2008年の就任から一貫して「和中、友日、親米」路線を歩んできた馬総統。中国本土政府が「民族の大義に基づき、ともに保釣(尖閣防衛)活動を」と何度けしかけても、これまではほとんど無視に近い状態だった。日米との関係を考えれば、中国本土のような「少し仕方がない。

そうかといって、日本政府による国有化を認めるわけにもいかない。そこで、口頭では威勢のよいことを言い続けてきたものの、実際の行動が伴っていないとの批判を受けるように。そのため、ついに漁船団を同海域に送り込み、漁民や巡視船乗組員らを総統府に招いてねぎらうという強気の姿勢に転じざるを得なかった。

だが、台湾の本当の戦いはこれからだ。中国は日本と対立しても十分に耐えられるだけの実力があるが、台湾が日本との関係をこじらせるのは致命的だ。弱り切った経済にさらなる追い打ちをかけることになる。台湾がこのまま「保釣(尖閣防衛)」の深みにはまっていけば、いつの間にか中国本土との「政治的な話し合い」が始まっていることになるかもしれない。(翻訳・編集/NN)

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