Record China 2007年3月15日(木) 19時19分
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2008年開催の北京五輪に向けて、北京市・水道水集団は20億元(約300億円)の費用をかけ、水道施設の整備に取り組んでいる。すべての整備が完了すると、五輪開催中の北京市内の水の供給が、保障される。
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2007年3月14日、北京市・水道水集団が、「2008年北京五輪に向けての水の供給計画」について発表した。発表によると、現在進行中の「南水北調(南の水を北へ調達)プロジェクト」の中央ラインを通る応急水源が北京市内に入ると、市内の水道水の供給量は一日300万立方メートルに達し、五輪期間中の水の需要に対応できるという。
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この北京市・水道水集団は、五輪期間の安全かつ十分な水の供給に向けて、20億元(約300億円)の費用をかけ、水道水工場建設や水道管構築など、水道施設の整備に取り組んでいる。その費用のうち13億元(約195億円)は、北京第三水道水工場を始めとする工場の拡大建設や、水輸送プロジェクトの建設費に充てられる。これらすべての工事は、1年後に迫った五輪開催前に竣工する予定だ。また、これらの工事の竣工により、「南水北調プロジェクト」の中央ラインの応急水源が確保され、北京市内の水の供給が保障されることになる、とのことだった。(翻訳・史湘懿/編集・饒波貴子)
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