Record China 2018年10月8日(月) 15時0分
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中国メディアの参考消息は7日、日本の各空港が放置されるトランクの問題で頭を悩ませており、その原因として矛先が中国人客に向けられていると伝えた。
記事はまず、日本テレビが放送した番組を紹介。2017年に成田空港で放置されていた中古のトランクは3年前の3倍に相当する258個に達し、日本の多くの部門に面倒を与えているとした。具体的には、トランクには爆発物が仕掛けられている可能性があり、空港側は警察官とともに処理せねばならず、さらに遺失物として最低3カ月は保管せねばならないために倉庫があふれ、空港外部に場所を借りて保管せねばならないと説明した。
記事は、日本テレビの取材スタッフは中国人旅行客が多い春節(旧正月)時期を狙って撮影。その結果、トランクの多くは中国の「爆買い客」によるものと結論づけた紹介。放置されたトランクのひとつには「楊」という中国人姓が書かれていたため「推測に間違いはない」と断定したという。
記事は日本におけるその他の報道も取り上げ、中国人客の考え方について「日本でトランクを買えば安く、もともと買い物をしたあとにはトランクを買おうと考えている」「公共の場所に大きなトランクを捨てることが、悪いことだと認識していない旅行客もいる」などと紹介。放置されたトランクの中には、着終わった衣服などごみがいっぱいに詰め込まれている場合もあるという。
記事はさらに、日本では当局がトランクを売る店に対して、古いトランクを回収するように指導していると紹介。大阪空港は放置を避けるためにトランクの回収カウンターを設置したことや、中部空港は3月に、トランクを1個捨てる際には1080円を支払う必要があると公示したことにも触れ、外国人客に、日本で粗大ごみを捨てる場合には費用が発生することを理解してもらうための措置と説明した。
同記事は、トランクを放置する人の多くが中国人と日本メディアが断定したことについては、不満があるような書きぶりだが特に反発はせず、日本側が困っていることを強調した。
同記事に対しては「日本に行くのはみんなばかさ」「日本だけで起きているのではない。本当に面汚し。大部分は中年のおばさんがやっているね」「1年でトランクが258個で、それぞれ3カ月保管。同時に保管せねばならないトランクは、せいぜい60~70個だろう。それで倉庫がいっぱいになるのか。倉庫がそんなに小さいのか?」など、さまざまな意見が寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人)
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