チェン・カイコー監督の異色作「捜索」、中国代表でアカデミー賞に出品決定!―中国

Record China    2012年10月2日(火) 12時8分

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1日、中国を代表する映画監督チェン・カイコーの最新作「捜索」(Caught in the Web)が、来年2月開催の第85回アカデミー賞外国語映画賞部門ノミネートを目指すことがわかった。

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2012年10月1日、中国を代表する映画監督チェン・カイコー(陳凱歌)監督の最新作「捜索(Caught in the Web)」が、アカデミー賞外国語映画賞部門ノミネートを目指すことがわかった。新華網が伝えた。

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来年2月24日に授賞式が行われる第85回アカデミー賞の外国語映画部門に、チェン・カイコー監督が最新作で挑むことが明らかになった。チェン監督はこれまで「さらば、わが愛/覇王別姫(93年)」「PROMISE 無極(05年)」「花の生涯〜梅蘭芳〜(08年)」でアカデミー賞に挑戦。うち「さらば、わが愛〜」が同部門のノミネートまで漕ぎつけている。

「捜索」は中国でヒットした文雨(ウェン・ユイ)のインターネット小説「請[イ尓]原諒我」を映像化したもの。がんを宣告されたばかりのヒロインがショックで茫然自失状態に陥り、乗っていた路線バスで高齢者に席を譲ることができなかったという出来事がストーリーの発端。この様子をひそかに撮影していた動画がインターネットで拡散され、彼女の個人情報特定が繰り広げられる。「公共の敵」とのレッテルを貼られた彼女は…?という内容。インターネットにはびこる暴力をテーマにしたもので、これまでにチェン監督が描いて来た壮大な歴史ドラマとはひと味違う作品だ。

外国語映画賞部門のノミネート作品は、来年1月10日に発表される予定。応募作としては、日本映画「かぞくのくに」、韓国映画「ピエタ」などが発表されている。(翻訳・編集/Mathilda)

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