中国には現実の空母だけではなく、“文化の空母”が必要だ―米華字紙

Record China    2012年10月4日(木) 9時6分

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9月27日、中国新聞網は記事「中国は“文化空母”を作り上げて初めて、真の台頭を果たす」を掲載した。中国による空母保有は、各国が中国脅威論をとりざたする契機となった。写真は9月29日、中国初の空母・遼寧号。

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2012年9月27日、中国新聞網は記事「中国は“文化空母”を作り上げて初めて、真の台頭を果たす」を掲載した。米華字紙・僑報のコラムの転載。

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中国初の空母「遼寧号」の就役が、各国メディアの注目を集めている。12隻の大型空母を保有している米国はもちろん、ロシアから空母購入を決めているインド、ヘリ空母を保有するタイ、実質的には軽空母として使用可能な揚陸艦を持つ日本などと比べて中国の空母は特別なものではないが、これを機に「中国脅威論」が浮上している。それはなぜか?中国の台頭を脅威とみる考えが根付き、今も変わっていないからだ。

いっぽう、欧米諸国は世界において、経済面だけでなく文化面における存在感も示し続けている。中国は古来から「戦わずして勝つ」ことを上策としているが、そのために必要なのはまさにこの文化面での力だ。中国が“文化の母艦”を持ち、富裕・民主・文明・調和といった国家イメージを確立した時こそが真の台頭と言えるだろう。(翻訳・編集/KT)

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